場所:山梨県 太刀岡山
日時:2019年6月1日
メンバー:松原(3年) 羽田OB
朝5時半に駅に集合し、太刀岡山駐車場へ向かいます。約2時間ちょっとで太刀岡山駐車場に到着してギアチェックしていると後続パーティーの車が・・・。先を越される訳にはいかないと急いで取り付きまで向かう。道順は駐車場に背にした状態で左に進むと、ガードレールの切れている辺りから下に下りる。そこから踏み跡に従って進むと廃屋があるのでその横を抜ける。あとは踏み跡やケルンに従って10分強歩くと取り付きだ。取り付きは立派なクラックが縦に伸びているので分かりやすいと思う。
8:30登攀開始。左稜線は1~3P目までがクラック(フィンガー・ハンド・フィスト)~チムニーとなっている。このクラック部分をどれだけ素早く攻略できるかで全体のタイムやスピードが分かる。ジャミングが一通り出来るなら問題ないが、出来ないと結構時間を食ってしまうだろう。一応レイバックやステミングで行けなくもないが、ジャミングの方が圧倒的に効率が良い。
4P以降は簡単なのであまり記憶無し。ナイフリッジでは落ちないとは思うが、中間支点は無いので落ちたら下まで行く。
結局終了点に着いたのは10:50とお昼前。目標が3時間30分切ることだったので大幅達成。いつの間にか後続パーティーの声も聞こえなくなっていた。終了点でまったりしたら、15m懸垂して登山道に戻る。途中小山ロックのカリスマ(5.13a)を眺め、世の中にはこれを登る人がいるのかと驚く。適当にぶらぶら下りながら12時前には駐車場に到着。車内で次は伊豆の海金剛を!という話で盛り上がった。いつも通り高速に乗って帰京。羽田OBありがとうございました!
※備忘録
- ダブルロープで行っているパーティーもいるが個人的には不要に感じた。シングル50~60mで十分である。ただし屈曲の多いルートなのでランナーは長めが良い。アルパインヌンチャクも5個程度あるととても良い。
- カムはキャメロットとフレンズの混成だったが、サイズはだいたいC#0.3~3を1セットで十分足りる。ジャミングに自信がない人はC#2を2個にすると安心。このルートならナッツはあっても無くてもいいと思う。
- ヌンチャクは10本程度で良い。ただしアルパインヌンチャクは最低でも3本は欲しい。
(文責:松原)