3/23-24(土日):八ヶ岳 赤岳主稜

ヒマラヤ遠征トレーニング山行 赤岳主稜 2013年3月23-24
参加メンバー:村上監督、土田OB、古城OB、角田OB、大西さん(監督の会社の同僚)

先月2月に敗退した赤岳主稜リベンジ

3月22日(金)

前回敗退した主要因は予想外の積雪量であったが、美濃戸口からの日帰り山行では、先行パーティによる渋滞やラッセルによる行動時間の超過を吸収する余裕が無いことを痛感し、今回は赤岳鉱泉に一泊することにした。金曜夜、仕事が終わり次第、集合場所の美濃戸口に各自向かう。角田は日曜日のアタック出発時にGメン75のように隊列に何時の間にか加わることになっている。土田車、村上車に続いて古城車は最後に到着したが、アイスクライミングのシーズンもほぼ終わったからか、美濃戸口の駐車場はガラ空きだった。先に駐車場内にテントを立てて待っていていただいた。それにしても先月2月と打って変わって雪が少なく、気温の暖かさに驚いた。到着した足でシュラフを持ってテントに滑り込み、就寝。

3月23日(土)

7:00起床。まずまずの天気。朝食を採り、各自パッキングして土田さんの車1台で美濃戸山荘駐車場へ。赤岳鉱泉目指して雪も人もまばらで静かな北沢を黙々と歩く。南沢経由の行者小屋と比べて北沢経由の赤岳鉱泉への行程は、登高差が少なく大分楽に感じる。主稜へのアプローチに中山乗越を越えなければならないことを差っ引いても、山行トータルの体力的負担は北沢経由のほうが良いと実感した。ゆっくりと歩いたつもりだったが、正午頃にはテントサイトに到着した。鉱泉のアイスツリーは溶けてボロボロで陽に当たる面は登れなくなっていた。コーヒーのんだり昼寝したりダラダラと過ごす。富士宮高校のWV?が大勢(20人くらい)でワイワイガヤガヤしながらテントを設営していた。引率の先生御苦労様です。晩は生米を炊いてレトルトカレー。質素だがおいしくいただきました。明日早いので、20時過ぎには就寝した。

3月24日(日)

4時起床。のはずだったが、30分ほど寝過してしまった。角田と本当に落ちあえるのか不安が増してきた。ほんのりと朝日が出てきた5時ころ角田から電話がかかってきた。鉱泉は電波がほとんど入らないので、やはり現地で落ち合うのはやめたほうがよい。今、鉱泉に着いたとのこと。テントから出てジッと外を見ていたが一向に姿が見えない。鉱泉でなく行者小屋にいると確信し、我々はテントサイトを出発。30分くらいで行者小屋に到着し、角田と落ち合う。Gメン75のようには行きませんでしたね残念。全員揃ったところで登攀システムを確認。パーティはわけずに1パーティ。村上さんがリードし、ダブルロープに土田さんと古城がアンザイレンする。セカンドの古城がシングルロープを付けて、角田がフォロー。如何にもロープワークの難しそうなオーダーだが、案の定絡まりまくりました。

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核心部は1ピッチ目と6ピッチ目。6ピッチ目は全員抜けるのに2時間近く費やしてしまった。雪が全くと言っていいほどついていない上に、岩も結構もろく、見た目以上に難しさを感じた。また上部に行くに連れて風も強くなっていき、トップとフォロー間のやり取りがどなり声でも通じず、言葉以外の伝達方法を予め決めておいたほうが良かった。さらに言うと、角田を除いて水をほとんど持っていかなかった為、終始のどが乾いてしょうがなかった。それでも寒さにあまり悩まされなかったのは、幸いであった。

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1:30に赤岳頂上に到達。みんなへとへとである。日曜の好天下というのに人がいない。

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文三郎の下りは風も落ち着き、大変気持ちのいいものであった。心地よい倦怠を感じながら15:30に鉱泉到着。うれしいことにテント撤収は大西さんがある程度やっていてくださって、さらにコーヒーまでいれてくださり、大変感謝!

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2重靴のファントム6000を履いた村上監督と古城は、いずれも靴ずれに終始悩まされ、絆創膏以外のなんらかの本質的な対策を講じる必要がある。石井かさかいやで相談してみようと思う。美濃戸山荘の駐車場に17:00に到着。美濃戸口まで歩かなくてもよいというのは、1時間歩かなくてもよいということ以上の心理的効果があることを発見した。次は絶対四駆買うぞ。帰りは土田さんから頂いた餞別で温泉に入り、晩飯を頂きました。ありがとうございました。

反省点としては、アイゼンを着けての岩稜帯歩行やダブルロープの扱いにぎこちなさを感じたので、もう少し場数を踏むことが必要である点、また今回のような登攀を一日でなく連続してできるような体つくりである。出発までにどれだけ山にはいれるか、それもタフな登攀をできるかが、アウトライアー遠征で成否を左右する鍵となるであろう。。。とビールを飲みながら思うのであります。

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