期間:2013年8月6日~13日(予備日2日)
参加メンバー:本田、真下、中西
8月7日
中房温泉~第二ベンチ~合戦小屋~燕山荘~燕岳~大下りの頭~喜作レリーフ~大天荘
電車・バスを使って中房温泉到着し、6時半出発。素晴らしい天気なのだが、とても暑く汗が止まらない。休憩するたびに大量に水を飲んでいた。大きなザックを背負っていたため、合宿中、登山客に「どこまで行くの?」とよく声をかけられた。山に入るとみんな気軽に話しかけてくれるから、うれしい。
燕山荘に到着し、ザックを降ろして燕岳へ登った。イルカの形をした岩があり、花も多く咲いており、片手にはカメラをずっと持っていた。
15時、足がふらつきながら大天荘に到着。1日目から相当疲れている自分は、最後までやり遂げられるのか不安になった。
8月8日
大天荘~大天荘ヒュッテ~ヒュッテ西岳~水俣乗越~ヒュッテ大槍~槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳山頂~槍ヶ岳山荘
日の出を眺め、5時出発。この日も素晴らしい天気で、本日の目的地である槍ヶ岳がよく見えた。槍ヶ岳を見て「遠いな」と思いながら歩き続けるが、昨日の疲れもあり、早くから足が遅くなった。
12時、槍ヶ岳山荘に到着。最初に驚いたのは、槍ヶ岳山頂に登っている人の数だ。長い列ができており、山頂には写真撮影のため多くの人がいた。私達もザックを置いて、山頂へ登り始める。ハシゴ待ちで少し時間がかかったが、山頂に着くと360度見渡すことができた。最初に登った燕岳が遠くに見え、ここまで歩いてきた自分に驚いた。
8月9日
槍ヶ岳山荘~飛騨乗越~分岐~南岳小屋~長谷川ピーク~北穂高小屋~南峰~最低コル~涸沢岳~穂高岳山荘
6時、霧の中出発。南岳小屋に着くと、そこから大キレットが始まるため、ヘルメットと念のためハーネスも装着した。下りから始まり、落石に気を付けながら進んで行く。底に降り立てば、稜線の登り下りの繰り返しだ。最後の飛騨泣きを登り終え、北穂高小屋に到着。
14時30分、穂高岳山荘に到着。今日の山は楽しく感じた。最初の2日間の歩くだけに比べ、大キレットなど手足を使っての山登りの方が私は好きだと思った。
この日、カメラの液晶が割れた・・・。
8月10日
穂高岳山荘~奥穂高岳~紀美子平~前穂高岳~紀美子平~奥穂高岳~穂高岳山荘
今日は、テントなどの荷物は置いていき、前穂の往復だけだ。
7時、出発。荷物が少ないため、いつもより歩くのが早かった。標高3190mの奥穂高岳に到着。そこから紀美子平まで、ゆるやかに下って行く。前穂山頂ではガスでほとんど景色を見ることができなかった。
11時半、穂高岳山荘に帰ってきた。午前中に終わるとは・・・。午後になると、だんだんと人が到着し、ヘリポートがある場所が、テントでいっぱいであった。
明日は早いので、5時半就寝。
8月11日
穂高岳山荘~奥穂高岳~天狗のコル~西穂高岳~西穂独標~西穂山荘~西穂高口
1時半起き。最終日だ。3時出発。
ヘッドライトを頼りに奥穂へ登る。上は星空でとても綺麗で流れ星も飛んでいた。
馬の背に入る。足元が切れ落ちているから、かなり怖いと聞いていたのだが、真っ暗で下が見えないため、精神的な負担もなく終えることができた。
次にロバの耳だ。日も少しずつ出てきた。これもクライミングしているみたいで面白かった。
最後にジャンダルムだ。 かなり怖くて、難しいと聞いていたのだが、登ってみると、何が怖くて難しいのか分からない。ここまでの道の方が危ないのではと思った。
天狗のコルまで一気に下り、その後も登り下りが続く。
12時半、西穂高口到着。途中、登山客の渋滞にはまり、動けないことがあったが、それ以外はスムーズに進めたと思う。
それから、新穂高温泉に入り、たくさん食べて、無事に帰ることができた。
合宿中は、ずっと晴れており最高の天気だった。