場所:北アルプス 槍ヶ岳〜親不知
日時:2017年8月4日~8月16日
メンバー:3年 中西 田口 池田、2年 杉本 1年 徳永 内田 渡部
ハイマツ帯を抜けて、曲がりくねったがれた道をゆっくり登っていき、鷲羽岳に着いた。頂上でご来光を拝む。杉本はスタートから調子が悪く、かなりペースが遅れた。杉本の体調がすぐれなかったため、ワリモ岳で杉本の装備を分配した。しばらくがたがたの岩場を渡り、わりも分岐に至ると、そこからは水晶岳が見渡せた。水晶小屋からは、野口五郎岳がよく見えた。北の方には、黒部ダムも部分的に見え、立山連峰も見渡せた。沢筋が幾つもみえていたのがおもしろかった。また、南には槍ヶ岳の穂先も見えていた。そこから、がれ地を少しくだり、小さなアップダウンのある岩場をぬけると、東沢乗越についた。途中向こう側が切れて崖になっている箇所があったので緊張した。乗越からは真砂分岐が、東にみえた。砂利道をトラバースして、野口五郎岳へと至る。山頂は開けていて、平坦だった。そこから、三つ岳までも、途中大きな岩の転がる所もあったが、大方平らで歩きやすい道だった。三つ岳からは、霧に覆われて視界の悪い中烏帽子小屋まで降って行った。烏帽子小屋まで下りは、小さな石のがればをぬけると、ハイマツが東にそって続いていた。この道ががしばらく続いて視界も悪かったので、うんざりしながら降っていた。烏帽子小屋の付近は森林帯になっていて、風が防げた。森林が見えて小屋が近いと分かった時はほっとした。この日は、雨がかなり降っていたにもかかわらず、窪んだ所にテントを張ってしまったため、テントに浸水してシュラフが濡れてしまい寒かった。