個人山行: 夏合宿偵察 北岳

夏合宿偵察山行 北岳
20160702-3
真下 院1年 佐々木2年 田口2年 杉本1年
村上監督 古城OB

7/2(土)
真下、佐々木は前日晩出発、
古城、田口、杉本は早朝八王子出発、芦安で合流。
村上監督はジャガディシュを無事八ヶ岳へ送り届けてから広河原で合流。

昔と違ってマイカー規制がかかるほどの入山者の多さに辟易しながら、どんよりした雲行きの下、意気揚々?と広河原を出発。現役の後ろ姿を見ながら、やっぱりガッシャは学生仕様だな~と納得。ま、学ランみたいなものですね。

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彼方の稜線にはガスも掛かっており視界はかならずしも開けてはいない。雲ひとつ無いカンカン照りよりは体力をセーブできるので、実は曇天が登山に最も適していると言える。と肯定的に捉えてみる。

大樺沢の流れをBGMに黙々と登山道を進んでいき、人でごった返す御池小屋に到着。テントサイトは意外に人が少ない。池がアクセントとなって中々良い雰囲気。今日は短いけど、ここまで。

御池小屋テントサイト

7/3(日)

2時起床、4時出発。素早い幕営撤収も重要な山スキルの一つ。このときはギリギリ時間内には収まったはず。日の入りまで時間があるためヘッドランプを着用・点灯させて頂上へ出発。太陽が顔を出す直前のグラディエーションがかった空模様はうっとりと眺めていたくなるほど美しい。

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これは今日も素晴らしい頂上踏破になるのではと期待大であったが、そこは梅雨が許してはくれず、頂上稜線に垂れ下がった低い雨雲の中で想定以上の荒天にキャッチされてしまった。でも夏合宿を前に控えた山行ではこういう経験も必要なんだ。と肯定的に捉えてみる。

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標高を上げるとともに強くなる雨脚と突風に揉まれながらも日本第二位の高峰を踏むことができました。いやぁ、結構しんどかったです。

雨の北岳山頂

二俣まで下ってきて、やっと雨から開放された。後ろを振り返るとやっぱり上部はガスの中に隠れており、踏み固められた雪渓と相まって、我々は行ってきました感をより一層と引き立ててくれる。懐の深い山は表情豊かで私は好きです。

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夏合宿本番を前にいいトレーニングにはなったのだろうか。長丁場、色々とトラブルに見舞われるかもしれないけど、実はトラブル対応が一番の勉強になったりもするので、現役諸君は何が起きてもめげずにやり抜いてみてください。

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あとは、風呂入って、飯食って、渋滞に巻き込まれて、終了。

 

 

 

 

 

 

 

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