キルギス山岳協会 2014/11/19
参加メンバー:ウラジミール・カミサーロフ氏、齊藤様
キルギス山岳協会
現役 真下、中西、増子、池内
OB 村上、角田、岩井
他3名
ご縁があって、キルギス山岳協会のウラジミール会長によるキルギスの山岳紹介をいただくことに。総勢12名が集まり、校友会会議室を借りて行われました。
まずは、キルギスという国の紹介から。
日本と気候はあまり変わらなそうな雰囲気。豊かな自然と6000m以上の高峰に囲まれている旧ソビエト連邦の一角。言語はロシア語と英語だが、山岳ガイドは英語とドイツ語が多いらしい。もっとも気になっていた食事についてはバリエーションも豊富で味もよく、果物も豊富に市場には並んでいるとのこと。
続いて山岳紹介。
7000m以上は2峰。天山山脈にある7439mと、レーニン峰7134m。6000m以上の未踏峰は非常に沢山あり、ルートの選択によっては登攀技術不要でいける可能性もある。高低差1000m程度の登攀ルートも多く、写真で見せていただいた写真はどれも切り立っている非常にダイレクト感溢れるルートばかりだった。
気になった山はというと、7134mのレーニン峰だ。
ベースキャンプ(3600m)までのアプローチが非常に近く、そこからABC,C1,C2と1000mづつ上げていくクラシックなルート。7000m峰トレランのようなものが行われたこともあるらしく、ABCからレーニンのピーク往復で9時間という記録もあるらしい。これには驚いた。。
2013年の遠征を経験してからは、海外に対しての壁がすでにないものとなっている。何を準備するのか。同計画していけばよいのかが見えてきているので、今回の紹介によってキルギスが今後の遠征の一つの候補として完全にロックオンされてしまった現役でした。
わざわざお忙しいなかご説明をいただいた、ウラジミール会長と通訳とコーディネートを担っていただいたJICAの齊藤さん。ありがとうございました。
改めて山岳部一同御礼申し上げます。
集合写真も撮ったのですが、まだデータが手元にないので改めてUPします。(2014/11/20)