期間:2019/11/1-3
メンバー:池田(4年)、松原(2年)、中西(コーチ)
冬合宿に向けて、涸沢岳西尾根の偵察を行った。
実は1ヶ月前の10月始めにも、行ったのだが部員の体調不良などにより、やむを得ず敗退していた。
涸沢岳西尾根は、取り付きまでがすごく遠い。
新穂高ロープウェイ入口から、コンクリートの道路をひたすら2時間程度歩く。
地面が固いからか、この時点で割りとしんどい。
紅葉の時期ということもあり、景色を楽しみつつ進むが、楽しみすぎて足取りが遅くなる。しかし、前回の反省を活かし1日の行程を短くしたので、OB中西カメラマンにカッコいい写真を撮ってもらうべく気長に登る。
取り付きからは、急登かつ笹が足に刺さりまくってかなりつらい。
二度も、この難所に挑む自分達を誉めたい。
(冬合宿を含めたら三度)
前回の、敗退箇所を通りすぎると未知の世界に気分が高まる。
涸沢岳の稜線へと繋がる、ルンゼにはもう雪がついておりアイゼンで、蹴り進む。
秋と冬が同時にやって来たようで、不思議な気分になった。
稜線は、岩と雪が混在し足元がぐらついて気が抜けない。
穂高山荘にたどり着き、奥穂高へのぼる。
頂上にはすでに、沢山の人がおりみんなで冬の先取りを楽しんだ。
帰りは、徐々に秋に戻る景色に、すこしホッとし、無事に偵察を終えたことを実感した。
冬合宿では、一体どんな景色が見れるのだろう。
文責:池田