2014/2/14-24 ガイドへの恩返し(調査段階)計画
メンバー:真下(2年)・中西(1年)
2013年ヒマラヤ遠征で50日間行動を共にしたシェルパ(高所ガイド)のキタブシンから自分の生まれた村の貧困状況を耳にする。何か支援をしてもらえないかとの要望もでてきていた。しかしながら、我々はその貧困状況を目にはしていない。キャラバン中は村の中を通り過ぎているだけで、彼らの生活における課題は見えていなかった。これまで何一つ不自由なく暮らしてきた我々にとってはリアル感の全くない状態。
キタブシンは特に子どもたちの教育環境に課題を持っているようだ。学校に行っても満足に紙も鉛筆もなく決して十分な教育環境でない。自分自身は、高所ガイドとして生計を立てられるようになってはいるが、英語をはじめとした語学の習得や一般知識の習得に大変苦労していたということなのだろう。
青山学院大学山岳部としてヒマラヤに遠征を繰り返し行ってきている。そこでは必ず高所ガイドやポーター(荷物運び)として現地の方々には大変世話になっている。問題を抱えている彼らを直接的に支援しつつ、今後より楽しい遠征ができるようなガイドが育つことを期待してなにか活動を行っていきたい。
一般的な日本人には過酷と思われる村までの道のりや長期間の生活でも、我々青学山岳部であれば、高所民族である彼らの生活により密着した支援/調査が行えると考え、まずは現地に入ることとした。
期間:2014/2/14-24
メンバー:真下(教育人間学部 教育学科 2年)、中西(理工学部 電気電子工学科 1年)
支援物資:ノート100冊程度、鉛筆、遠征隊員の持っている使えそうな日本での不要物資
行程:
2/14 成田09:35=14:05広州19:10=22:10カトマンズ
2/15 カトマンズ タメルにて、旅程の確認および支援物資のパッキング
2/16,17 Bogalまで移動(バス、Jeep、歩き)
2/18,19,20 現地学校でプログラムの実施。学生の望む支援を聞く。
現地生活への密着取材。テント泊
2/21,22 カトマンズへ向かう
2/23 日中はカトマンズにいるが夜の便で出発。
2/24 日本着