メンバー、4年田口、池田
期間:2018年6月16日〜17日
下級生の夏合宿へ向けたトレーニングのために計画したが、あいにく不参加となってしまい、2人寂しく南アルプスの自然を楽しみつつ、コースタイムを縮める工夫を実践する目的に。
5時にタクシーで韮崎駅から夜叉神峠へ。
ルートは南御室小屋まで足を大きく上げるような箇所はない。薬師岳についてみるとガスがかかってかろうじて北岳の中腹がちらほら見てるくらいであった。そんな時は進むしかないのであり、余計な体力を使わない。
本来は1時間に1回は休憩を取るようにしているが、今回は休憩の数を減らすことができた。疲れてペースが遅くなっては身も蓋もないので、ルート研究と自分の体力と想定が重要であると学ぶ。
鳳凰小屋のテント場は14時半前に到着。
今回の夜ご飯は4年生の池田シェフ監修でチーズリゾット(クックパッド参照)
田口は言われるままに手を動かして料理を作る。
夜は日暮れとともに寝て、翌日にそなえる。
山行中、朝起きて疲れてたり眠くても
シュラフから少し体を出し、テントのチャックを開けて星空を見ると体のスイッチが入る。
朝はラーメンをすすり、
3時半に出発した。
4時半に着き、雲海と日の出を見る。
普段うるさい俺でもここでは寡黙になる
by池田in地蔵岳
何か感じるものがあったのだろう。
そこからは昨日通った観音岳、薬師岳に行き、中道ルートで下山する。
梅雨入りとともに雨が予想されていたが、
蓋を開けてみると雲海を望む景色に出会うことができた。
青木鉱泉に下山し温泉に入ったら、たまたまご一緒した方から韮崎駅まで送ってくださるお誘いをいただき、便乗させてもらった。
韮崎ご在住の登山ガイドをしている方で、読図や道の無い土地に進む極意を極め、ちまたでは藪漕ぎのさんちゃんと呼ばれているらしい。雑誌フィールダーにも掲載される、まさに自然のプロにお会いできた。山の小話を車内でしてくださり、山に登る意味がまた増えた気がしました。本当にありがとうございました。