場所:山梨県 三つ峠
日時:2018年6月8日/9日
メンバー:4年 田口、池田、2年 徳永、松原、1年 楠本、村上監督、古城コーチ、真下コーチ
6月8日 離京
村上車と真下車は22時に東京を発った。古城車の方は、遅れて24時に東京を出ることになった。
道の駅勝山に着いたら、各自テントや車の中などで夜を明かした。
6月9日 三つ峠
5時起床6時出発だ。天気はよく空気がとても澄んでいてとても気持ちの良い朝だ。前日降った雨で空気中のホコリが落ちてくれているんだね。
朝食は各自の行動食で済ませて、7時ごろから三つ峠登山口から登り始めた。その際、車から下りて出発の準備をしていると偶然にも羽田OBにお会いした。もちろん三つ峠にクライミングにいくのだ。
岩場に着くと珍しく誰もいない三つ峠。羽田OBと我々だけだ。こんなことは珍しい。前日の雨でみなさん出発を遅らせているのかもしれない。
クライミングは、村上さんと田口さんと、その他で別れて行った。
村上監督と田口さんは屏風岩でマルチピッチを行った。ルートは地蔵左ルートV-からスタートし、6ピッチの快適なクライミングだった。
他の部員とOBは、天狗岩で下級生にロープワークを教えつつ初歩的なクライミングをした。
どちらからも富士山がよく見えて、クライミングにも精が出た。
その後、中央カンテ下部にて合流してリードやビレーの訓練をしつつクライミングを行った。各々が真剣に行っていたのだが、とにかく虫が多い。虫に注意が向いてしまい、ビレーをする手を離してしまわないか、終始心配だった。冗談でもそのような事はしないので安心してほしい。
中央カンテ上部で他のクライマーが懸垂下降したが、どうやらロープが引っかかって回収できずに苦労していた。ちょっと気になった監督が支点まで上がって話しかけてみると、なんと冬に黄蓮谷右俣であった人だったようでした。なんか異様に盛り上がって話をしていましたね。
それから、16時ごろに下山開始した。次の日の10日も三つ峠でのクライミングを予定していたのだが、台風の予報が出ていたので、そのまま帰京することを決めてごはん処を探していると、ふと古城OBが「堀内さんの家近いからせっかくなのでご挨拶くらいいかないか?」との提案があがる。
早速岩場から急遽お電話を掛けてアポを取る。よく考えずに18時にご自宅に伺うという約束をしてしまったが、ここから下山して車で移動すると時間が足りない・・・。
ダッシュで登山口まで下りてから車は安全運転で堀内OBのご自宅に向かう。
登山口に下りると、見知らぬご年配の方がヒッチハイクをさせてくれないかと。どうやら仲間が何かの理由で下りて来なくて、自宅にどうやって帰るか途方にくれていたようだ。この登山口から公共交通機関のあるところまではかなり長い時間あるかないといけない。
真下コーチの車に乗ってもらい、駅までお送りすることとした。でも、お礼に果物とか後日おくってくれるとのこと!!人助けはやるもんですねw
さて、堀内さんには今年の秋のホワイトウェーブの遠征資金支援のお礼だけお伝えするつもりだったが、逆に美味しいごはんをたらふくごちそうになってしまいました。堀内さんありがとうございます!!
今回の三つ峠は、新入生はクライミングを知ることができるいい機会になり、上級生はクライミングのスキルアップをすることが出来たため、とても充実したものであった。