一説には北海道以外ではめったに見ることができないという、「サンピラー(太陽柱)」を幸運にも見ることができました。
サンピラーとは:
雲の中に六角板状の氷晶があり、風が弱い場合、これらの氷晶は落下の際の空気抵抗(抗力)のために地面に対してほぼ水平に浮かぶ。このほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面で太陽からの光線が反射され、太陽の虚像として見えるのが太陽柱である。太陽柱の中心は太陽と地平線をはさんで対称の位置、つまり、地平線下にあり、氷晶の水平からのずれのためにその上下に広がって見えている。
雲中の氷晶による太陽柱や光柱(後述)などは、巻層雲や高層雲のときが多い。これは氷晶が層状にまんべんなく分布してきれいに見えるためで、巻雲、巻積雲、高積雲などでは光が途切れ途切れになって見えにくい。
氷点下10〜20度以下の空気中で発生するダイアモンドダストでも同様の現象が起こる。日本では冬季の北海道などで見ることができる[2]。このため、寒い地方で寒い時期のみに見られるものという誤解も多いが、氷晶によるものは季節を問わず各地で見られる。これは、夏でも上空の雲は氷晶で構成されているためで、氷晶の雲の下に光を遮るほかの雲が無ければ観測できる。
※出典:wikipedia
出現したのは、2016年12月28日 15:11 北アルプス 爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳に向かう稜線上。
ダイヤモンドダストは比較的よく見かけるのですが、こんなにはっきりとサンピラーが見えたのは初めての体験。映像も撮れてたのでUPしました。