メンバー:3年田口、1年松原、コーチ中西
場所:鳳凰三山
日程:2018年1月5日~7日
1月4日まだお雑煮のお餅がお腹に残るなか甲府駅に夜中集合。5日早朝コンビニで軽く買い物をして、タクシーに乗り込む。1時間ほどかけて夜叉神に到着。道路には雪の姿はなく寒さもさほど感じなかった。7時頃に入山。
今回は1年生松原の初雪山を経験するのが一番の目的だった。そんな雪も夜叉神峠手前になってやっと出てくる程度で快適に進んでいった。去年のリベンジも含め鳳凰三山に挑んだが、ラッセル地獄なんてものはなくアイゼンもなしに南御室小屋まで到着。だが、田口の体調が優れず予定よりだいぶ遅れていた。その日の夜は松原特製鍋焼きうどん。鍋で作ってないが、イメージは鍋割山の鍋焼きうどん。温まった体でお水作りをするが、なんせ雪が少ないので史上最強にゴミが浮いてる。初雪溶かし水を見た松原はびっくりしていた。でもすばらしい適応能力を見せつけ、普通に飲んでくれたw。テント場はカラフルに彩られ、そのまま視線を上にすると星とお月様が明るかった。お隣テントの大人山岳会の宴会に負けず、19時過ぎには就寝。
6日朝起きると田口の体調は最悪。松原と中西で頂上を踏むことに。南御室小屋6時半出発し僅かに積もったなだらかな雪道を歩いていく。すぐに薬師岳小屋に着くが誰もおらず拍子抜け。薬師岳小屋は最近改装されたらしく、冬季避難小屋もとても過ごしやすそう。薬師岳小屋から薬師岳に出る途中までは樹林帯で無風でしたが稜線に出るといささか風が強くなり、時々肝を冷やすような突風が吹くこともあり、注意しながら進んだ。薬師岳から観音岳に向かう最中、南西の白峰三山の山頂付近に怪しげな雲があり、ゆっくりとこちら側に進んできていたので少し歩くスピードを速くしました観音岳から地蔵岳は雪が積もっているところもあれば夏道と殆ど変わらないところもありました地蔵岳のオベリスクに途中まで登ろうということになり、アイゼン、荷物を置いて登りましたが、風が強くここが一番緊張しました。帰りは疲れでヒーヒー言いながらアップダウンのある稜線を歩き続け、途中で山岳会のメンバーのお二人とお会いして話が盛り上がりました。14時に南御室小屋に到着。すると田口は出発した時と同じ姿勢のままテントにいた。この日の晩飯は辛ラーメンwith肉ネギ。7日は下山するだけ、天気も良く朝日を浴びながら日本1.2位の山とカメラで遊んで3人元気良く下った。
もっと雪があってラッセル、アイゼン歩行ができたらよかったが、計画どおり行けたとして次回の山行に期待です。(文責:田口)