大山(丹沢)ボッカ山行 2003年7月6日(日)

大山(丹沢)ボッカ山行 2003年7月6日(日)
‥井上、米澤、杉下、成瀬、笠井、楢木
■記録

朝起きると雨模様だ。念のため4時半ヨネに電話する。「行きましょーう!」ヨネの一言。

7:00秦野駅に集合。みんな5時前には家を発っていた。朝ほんと辛い。男連中が「やだなぁー」とか愚痴ってる中、スギは今日もテンション高い!!彼女の朝はマイケルの歌でリズミカルにお目覚めするらしい。
男連中は、スギにつられて徐々に口数を増やしていく。。
笠井はひとり黙々とインスタント味噌汁を・・。シブイぞ笠井!

7:45スタート。しばらく街中を歩くと、権現山への登山口に。すでに雨具を着用。権現山・弘法山ととぼとぼ越えていく。高取山への分岐に注意して林道を突き進む。だが「吾妻山0.6km」の標識。ヨネ・井上は明かなルートファインディングミスに気づく。「迷ったら分かるとこまで戻ること」。1年生みな顔が引きつっている・・。善波峠への分岐をみっける。わかり難い。完全な不注意だったと反省する。

少々時間ロスしたものの、ほぼコースタイム通りに高取山を踏む。12:21と記憶。ここから嫌らしい急坂が続いていく。秦野駅と大山は標高差約1000m。高取山が556mだから、大山まであと約700mも登る。しかもボッカ!鬱だ。。とか言いながら、みんなやる気ある顔だ。
不動越手前で、ヨネ・笠井・楢木・井上はさらに袋いっぱいの石をザックに仕込む。「やっぱ、顔に出る汗がちがいますねー!!」シブイ笠井が渋い言葉を吐く。相変わらず、天気は良くなく雨と汗で体はびっしょり。

「肉食いてエ~っす」。力尽きてきたスギが井上につぶやく。大胆な乙女だ!貧血気味らしく顔色悪い。途中、ヨネが行動食に持ってきていたフランスパンのバターをスギがなめる。若干の効果あり。「頑張れよ、スギ」。

14:40蓑毛越。
みんなバテすぎやー。確かにキツ~イ。成瀬が熱っぽいと風邪薬を。気合で頑張るしかない!

いよいよ大山のピークが近づいてくる。成瀬は結構ペースよく歩くので先に登ってもよいと指示する。鳥居が見えた瞬間「おい!笠井、ピークだぞー」と嘘つくヨネと井上。力振り絞ってダッシュする笠井。だが、まだ登りが続くことは・・ガンバレ笠井!

16:27やっと大山山頂に立つ。1251m。
感激はピークに立っただけではない。ここからドラマが始まるのだ。なんと!米澤が自らのザックからスイカを取り出した。「わぁお~スイカだぁー!!!」ずっと隠し続けたヨネ、大した男ぞ!丸々と立派なスイカを六等分していただく。うまい、うますぎる!(涙)

16:50下山開始。予想以上に登りに時間を要したため、ヤビツ峠へ下る。雨で滑りやすいからといつも以上に注意を促す。ここ数週間、歩く基礎体力強化を新人の課題にしてきたこともありみんなバランスよく歩けてきてるな、との印象をヨネ共々受けた。成長は嬉しい。

17:35ヤビツ峠へ下山。しかし!!最終バスが10分ほど前に行ってしまっていた。ショックを隠し切れない1年生・・・。もうひと頑張り歩き、蓑毛まで下ることに。さすがに薄く暗くなり、ヘッデン歩行に。崖下は沢が流れてたりと、さらに注意を促す。

18:40やっと蓑毛にたどり着く。無事下山ホッ。。
1年生はみんなぐったり。ボッカで11時間行動だもん!よく歩いたよね。今回おにゅーの登山靴を履いた、笠井&楢木の足は靴擦れで・・・・。

長い一日でした。おっつかれ~い!!!

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