場所:長野県 小川山
日時:2018年4月27日~4月29日
メンバー:4年 田口、池田、3年 杉本 2年 徳永 渡部 八田 松原、監督村上、コーチ真下、OB鈴木
4/27 金曜 離京
部室で装備を整え、OBの車に乗せてもらうためにそれぞれの集合場所へ移動した。
鈴木車が19時に出発、真下車、村上車は21時に出発した。
4/28土曜 小川山 1日目
朝食は行動食で済ませ、9時には田口さんと村上さんはソラマメ方面へ向かい、遠征時の登攀を想定したマルチピッチのトレーニングとする。残る部員はガマスラブでロープワークを挟みつつクライミングを行なった。海外遠征組の池田さんと杉本さんは真下さんの指導のもと、ユマールを実際に使ったフィックス通過訓練や、支点構築訓練など実際に遠征で氷河の通過時に使うと想定される技術の習得を中心に訓練を行った。人があまり多くなく、一人当たりのクライミング回数、ビレイ回数は申し分なかった。そして気温も高すぎず、低すぎず、クライミング日和であった。
岩場からの帰り道は大量の薪(枯れ木)をかき集めながらテントに戻り、最寄りのスーパー(ナナーズ)で食材を購入、焚火を使って調理を開始した。
晩御飯で作った大豆とトマトのチーズスープはかなり評判が良く、ほんのすこし鍋から目を離した時には無くなっていた。これは『ハクメイとミコチ』 というアニメに出てきた料理で、公式ホームページSpecialに調理方法が記載されている。本来はひよこ豆を使うのだが、現地スーパーのナナーズには、ひよこ豆がなかったため、大豆缶で代用した(正直なところ、ひよこ豆よりも美味しいかもしれない)。写真を撮る間もなく完食されていたので、写真は無いw
他にも面白い料理が記載されているので、ぜひ作って賞味してみては如何だろうか。
クライミングの疲れからか、皆よく食べ、多めに買った肉も一気に消費されていった。一通り食べ終わり、焼きマシュマロを食べた後に就寝した。
4/29日曜 小川山2日目-帰京
7時に起床。先に起きていた松原、八田、徳永で朝食の準備。前日同様トマト缶を使ったパスタ料理と、フランクフルトのチーズ乗せ。全員ほどほどの食欲で、全員の疲労感はそこまででもないようだった。
8時に出発し、ソラマメ方面へ向かう。どこで登るか岩を見ながら検討していたが、最終的には屋根岩3峰を登ることにした。
屋根岩3峰は5.8、5.9、5.10b あとは11以上の難易度のルートがある岩場。今回は、南稜神奈川ルート(5.8)と同士会ルート(5.10b)とし、村上・八田がそれぞれリードしてトップロープを設置する。その後、各自1、2本づつ登攀した。同士会ルートは難易度が高めで、支点が離れていたため、落下時大きく左右に振られてしまった。。
南稜神奈川ルート1Pの終了点からは、セレクションの最終ピッチを登攀しているのがとても綺麗に見えた。
13時にキャンプ場へ戻り、帰り支度。道中ナナーズに併設されているクライミングショップで買い物。安く道具を買えた。
帰り道は中央道の渋滞に巻き込まれ、全員の帰宅はおおよそ20時を過ぎてしまったものの、充実した2日間の短い合宿だった。
文責:八田