OB企画小川山クライミング山行
日程:2016/9/24,25
参加者:
現役 中西、田口、田中、杉本
OB 鈴木、依田
監督会 古城、角田、村上
その他 角田友人、依田さんご子息、その友人 総勢12名
今回は時系列で。
15:00 鈴木、田中(1年)離京
20:00 鈴木、田中現地到着
なぜか現役学生以上に時間の自由が効いている鈴木さん。クルマに同乗できるのは田中だけであった。金曜日の夜とあって、まだ小川山廻り目平の駐車場は空いている。テント場もだ。いつもならすでに幕営されている沢沿いの平坦な場所を抑えてテントを張る。鈴木さんはいつも前乗りしてくれるので、テント場の確保を初め、ルートのリードまでこなしていただいていつも感謝している。
23:30 古城車(古城、杉本(1年))村上車(村上、中西(3年)、田口(1年))離京
1:30 須玉で2台が合流
1:30 角田バイク離京
2:30 古城、村上車 現地到着
そそくさとテントを張って仮眠を取ることにする。村上のクルマのヘッドライトを照らしていたので難なく幕営することができた。まさかこれがあんなことになろうとは思いもよらず・・・。
8:00 起床
それぞれ前日に買ってきたコンビニ弁当やカップラーメンで済ます。テントに対してクルマが頭を向いているため、荷物の出し入れが面倒だから向きを変えるか。と、村上車のエンジンを掛けたがかからない。まぁバッテリーがあがってしまっただけだから帰るときに鈴木車レガシーに直結すればよいや。と軽く済ます。
9:00 登攀開始
おむすび山スラブ 無名ルート 5.10a
まず、中西がリード。初手の攻略に時間がかかったが無事にTO。そして、その後皆で登る。後続もやはり最初の1手に手こずるものの監督の村上を除いて全員クリア。監督は四十肩で右腕に力が入らないという言い訳をしていた。そして、終始ハンモックでくつろいでいる。杉本もハンモックで気持ちよさそうに熟睡していた。
おむすび山スラブ ラベンダー 5.10a/b
田中がリード。途中の核心?で一度テンション。ヒールでごまかし、無事にTO。角田さん、鈴木さん、田口がTRで続いた。
外岩のスラブはジムと比べて体重移動やムーブファインディングが重要になるため、慣れないとなかなか難しい。何度も通い、外岩特有の要素に慣れたいと感じた。
15:00 雨が降ってきた為、撤収。
15:15 古城車帰京
明日はどうやらTOEICのテストがあるために帰らなくてはいけない。どうせ事前に勉強をしていないので点数が前回から変わっていることもないので行くだけ無駄なのは十分承知なのだが、サラリーマンとして受けるという姿勢だけは保ちたいという気持ちらしい。でも、ほぼ日帰りのような山行を快く受けてくれる古城コーチにはいつも感謝だ。
16:00 夕食の宴
いつものことながら、キャンプ場から出てスーパーで大量の食材を買い出し。
パーティーを薪収集班・タープ張り班・買い出し班と3つに分けて効率的に動く。そのかいあって、雨が降り出したときにはすでに完璧な設営が完了していた。
メニューは、野菜たっぷりの豚汁、鶏の胸肉2塊、牛肉・豚肉で計1kg、しいたけ、焼きそば6玉、モヤシ、餃子、イカ焼き。
いつも通りの大量の食材はあっという間に学生の胃袋に消えていく・・・。
雨が降っていたものの、焚き火はしっかりと実行。濡れた薪を乾かしながらどんどん燃やしていく。角田さんが大きな枯れ木を沢山担いできてくれた。
21:00 就寝
7:00 起床
朝食はダッチオーブンでトーストした食パンを使ったタマゴサンド。
8:00 依田さん合流、角田バイク帰京
嫁さんからは山チケットが発行されているようだが、今回は1日分の1チケット消費で申請しているらしく、嫁が実家から帰宅前つまり昼過ぎ?までに帰宅する必要があるらしい。嫁より帰りが遅くなるとどうやら2チケット消費となる。バイクに荷物を積んで足早に帰っていった。沢やクライミングといったちょっと人手が必要なときにはほぼ来てくれる角田さんには感謝だ。
9:00 登攀開始
スラブ状岩壁 水曜日のシンデレラ 5.11a
依田さんがリード。どうやら上部はかなり渋いらしい。ホールドが見当たらなければデッドのように見えるムーブをしているように見えたが、どうやら以前一度来たことがあるようだった。あのお年でするする登っていく姿は格好良かった。田中が意を決してトップロープでチャレンジしたが、核心が超えられず敢え無く敗退。依田さんのご子息がリードで登る姿を見て、田中はリベンジに燃えていた。
スラブ状岩壁 クラック 5.9
依田さんがリード。現役はTRでナチュプロを使いながら疑似リード。登攀具の使い方を学ぶことができるよい機会になった。
依田さんが個人山行に顔を出してくれたのはいつぶりだろう?こんなに久しぶりなのに、現地まで足を運んでくれてしかもリードまでしていただいてしまい、感謝だ。次回は現役が5.12くらいをリードしている成長した姿を見せてお礼とするしかない。
12:00 撤収
渋滞を回避するために早めの撤収とする。依田さん達は他の仲間が偶然小川山にいたらしく、そちらのメンバーと合流してしばらくまだ滞在するとのこと。ここでお別れ。
14:00 鈴木車帰京
村上車を置いて先に帰ることとする。いつも通りの相模湖先からの渋滞。
時間短縮のために下道を併用するもやはりシルバーウィークとあって高速はどこも渋滞。
途中のSAでは車を止めるスペースすら見当たらないほど。
結局田中は19:30ごろに九段下付近に到着した。
15:00 村上車帰京
片付けも終わったし、さて、帰るか。というタイミングで鈴木車レガシーと、村上車ハリアーのバッテリーを直結してエンジン始動・・・・。セルが回らない。すぐに保険会社に電話を入れてロードサービスを手配した。ディーラーに電話して考えられる理由を聞いたところ、ブースターケーブルが細いとハリアーのようなバッテリー容量の大きなものは電流不足でセルが回らないことがあるとのこと。と言われても、、ブースターケーブルはそれしかないのでどうしようもない。
それ以外にあまり原因は考えられず、セルの故障も一応考えられるが、8割方バッテリーだろうと。
仕方なく、鈴木車は先に帰ってもらうこととする。
もしロードサービスが着てバッテリー以外の原因だった場合は最悪だ。残された、村上、中西、田口はバスと電車で帰らなくてはいけなくなる。まぁ、そんなことは現役に村上から説明はしなかった。一蓮托生だ。
村上は内心かなりドキドキしながらロードサービスが来るのを待つ。
15時、大型のトランスポーターが廻り目平キャンプ場に到着。症状を伝えた所、携帯型のブースターでまずは試してみようということになるが、まぁ、想定通り5秒で作業はお終い。無事エンジンが始動しました。
もう中央道は渋滞30km。先に腹を満たしていくか。ということで、境川SAの大盛り料理を堪能しにいく。選んだメニューは、田口=ダブルカツ丼1000円。 中西=ダブルカツ丼1000円 村上=ダブルカツカレー1000円。ダブルが3つならんだ景色は爽快だ。
そして、もちろん最大限に満腹になって中央道の渋滞をゆっくりと進みながら帰宅しました。
家族思いの田口2年は、川上町の安いキャベツ140円とレタスを一玉づつおみやげに買っていきましたとさ。
以上