ネパールトレッキング 2016年8月30日〜9月9日
メンバー:田口(2年)、真下(OB)
8月30日早朝成田出発、クアラルンプールで乗り換えネパール国際空港に夜中降り立つ。
今回大変お世話になったコスモさんのTOYOTAハイエース車送迎でFujiホテルに到着した。翌日簡単な打ち合わせをして、ネパールに行き慣れた真下と初海外の田口がカトマンズ市内にくりだす。世界遺産やスーパーなどをめぐり、トレッキング前の観光を楽しむ。
トレッキングルート
①カトマンズ→ポカラ→ナヤプール〜ティルケドゥンガ②〜 ゴレパニ③〜プーンヒル〜ガンドゥルン④〜ポカラ⑤〜カトマンズ
9月2日カトマンズ空港からポカラに飛び、韓国ヒュンダイの車に送られ、トレッキングスタートのナヤプール(1050m)で、お昼ダルバートを食べた。道沿いにはロッヂやお店が並んでおり、住民も使用していて、整備完了であろう砂利道を行く。初日は川沿いの道で登りを石段になっており、歩きやすかった。というか目標のプーンヒルまで同じような道で、谷沿いに段々畑が広がっていてとても綺麗であった。そして同時に季節通り天気も曇が広がり、途中傘をさしながら歩くこともあった。3日は8時に出発して道沿いにある景色を楽しみながら、15時過ぎにゴレパニに到着する。ロッヂにはまだ観光季節ではないので他のお客はおらず、目の前で紅茶を作ってくれる。4日は早朝暗闇を歩いて3198mの丘(ネパールでは6000m以上で山となる)であるプーンヒルでアンナプルナ連峰を望む予定だったが、ガスが張り付いて思うような景色とはならなかったが、うっすらニルギリが見えたのは良かった。
泊まったロッヂに戻って朝ご飯を食べ、帰途につく。日本では見れない樹林が広がったり、滝がいくつもあったり、道の真ん中にあった牛のフンを思いっきり踏んだりと初めて経験することはなんか楽しい。途中の尾根沿いで雲の切れ間からアンナプルナサウスとダウラギリがかすかに見えた。歩くモチベーションもあがる。予定通りの16時にガンドゥルンに到着する。ここは広い集落場で民家や畑がなんとも言えない雰囲気だった。ここでの時間の流れは凄くゆっくり感じるほど穏やかなところだった。5日朝起きると、昨日までのガスは消え、開けたところにアンナプルナ&マチャプチュレがでっかくそびえる。地元民もシャッターを押すほど天気が良かった。それに混ざってパシャリ。
気分が晴れる。爽快。ご飯を食べて、段々畑、川、石段、砂利を下り、ナヤプールまで4時間弱で着いた。お昼ダルバート(何回目のダルバートか忘れたがあまり飽きない)を食べ、送迎車で観光地で有名なポカラに着きホテルで着替えて、街中を歩いていると日本語がしばしば耳に入る。しかしポカラはカトマンズ市内に山と湖を足したような街であった。19時頃、日本で食べたら相当高そうなピザをおもいっきり味わう。すると同時にまぶたが重くなる。翌日6日国内線でカトマンズ市内のfujiホテルに戻ってきた。
日本に帰るまでの2日間はネパールを堪能した。だかまさかこんな整備されていないとは思わず、クロックスで来なければ良かったと後悔。しかし山道具を買ったりお土産を買って満足。10日間のネパールだったが、衛生的には気をつけて行動してたので、お腹を壊すことはなかった。
帰りのトランジットしたクアラルンプールでは撮った写真を何回も見返してまた来たいなと思うのであった。
ネパールでトレッキングして、実際に8000mの山を見て、見上げる景色と見下ろす景色は別物なんだろうと思いが巡った。ガイドさんと道中話しながら一緒にご飯を食べ、目標であるところまで行く過程というのもすごく新鮮で学ぶことがたくさんあった。ネパールから帰ってきて初めて分かることがあり、計画から反省までひと通りの流れを感じることができた。初めてだらけの夏休みを過ごせました。