2015年4月18、19日 合同新歓合宿(丹沢)
文責 増子
今回の合宿は学生部による4大学合同の新歓合宿である。本当はもう少し多くの大学が集うと思ったのだが、ほかの活動があったりと忙しかったみたいで、青山学院、専修、東海、工芸の4大学に落ち着いた。数にすると約15人程で少々寂しい感じもしたが、少人数故に交流もしやすく、そう悪いものでもなかった。
18日昼に大倉に集まる。他大学の方との山行など滅多にないので少々緊張した。今回参加予定の3大学(後に工芸が合流)が集い、車で向かう2名を除き戸沢キャンプ場へ徒歩で向かった。なるべく同学年同士で交流しながら行こうということで、同学年同士並んで歩いた。
キャンプ場に到着し、テントを設営した後、バーベキューのための用具を持ってくる予定であった工芸大を待った。工芸大到着後、バーベキューが始まると他大学と交流しながら楽しく飲み食いしている者が多かった。僕は焚火の周りにいた。 翌日はおそらくこの合宿のメインである沢登、ウォーターウォーキングを行った。あらかじめ沢登班とウォーターウォーキング班に分けられており、自分はウォーターウォーキング班に属していた。戸沢キャンプ場にくるまでの道を戻って行き、水無川の前大沢へと下って行った。沢靴を着装し、水に足を入れるとあまりの冷たさに驚いた。本気でこの冷たさが体中の体温を奪って死ぬのではないかと恐怖に駆られたが、大丈夫であった。しばらくすると足が水温に適応してきたらしく、歩くことが楽しくなってきた。フェルトが面白いくらいに岩の滑りを制止してくれるのでグイグイ進むことができた。途中異様に深い所があったので泳いでみると、まるで電気椅子に座らされているかのような感覚が全身に走った。それに続いて何名かが次々と飛び込みを行ったのだが、顔面漂白で戻ってくる様は滑稽であったことだろう。その後も調子よく無感想で進んでいくと、去年外岩クライミングを行ったところが見えてきた。後少しで目的地ではないかという期待が膨らみ、歩みが速くなった。しかしこの時点では目的地までの距離がまだ結構あったため、騒いだ分後半疲れた。高い滝が見えてきた所で目的地に到着し、無事戸沢キャンプ場へと戻って行った。
テント撤収後、大倉まで下りて沢登班と合流した。そして皆で写真撮影を行い解散した。最初は他大学と合同で何かをすることに不安を感じていたが、いざ終わってみると楽しかった思い出が蘇る。たまにはこういうものもあっていいものだと思った。