参加者:村上、鈴木、真下、中西、渡部、松原、楠本
さて、皆さんは青山学院大学山岳部において、もっとも異質な合宿をご存知でしょうか?
そう、それはスキー合宿!内容はというと、「思いっきりスキーを滑る!」というものです。今年は、三連休を使って、長野県の乗鞍スキー場と野麦峠スキー場に行ってきました(一部のメンバーはアイスクライミングをしました)。
本ブログでは、その時の様子を1年楠本が書いていこうと思います!!
2月8日
この日は、東京駅からあるあずさヒュッテまでの移動でした。特に綴ることもないのですが、ただ一つ言えるのは、「みんなスキーをしたくて堪らない」ということです!
2月9日
合宿一日目。村上監督と現役の松原さんは、アイスクライミングを行い、その他は乗鞍スキー場に行きました。
松原さんにとって、この日が初めてのアイスクライミングでした。とても優しい村上監督は、そんな松原さんのために地獄のクライミング講習を施してあげたそうです。具体的に言うと、トップロープで登って降りて、休む事なくまた登って降りて、さらに登って降りて…。それを永遠に繰り返させたというものです。きっと、松原さんは一日で大きなステップアップができたでしょう。良かったね!
スキー組はうってかわって、楽しくほのぼの滑ってました。昼に食べた山賊焼きは美味しかったなぁ。
事件は帰り道に起きました。真下さんの車で雪道を走っていた時のことです。坂道がどうしても超えられないということで、村上監督・渡辺さん・楠本くんの三人で車を押すことになりました。無事、三人の力もあり真下さんの車は坂道を超えられました。しかし、頑張った三人はその場に置いてけぼり。車はヒュッテに向かって走り去ってしまったのです!!そこから三人は極寒の中、歩く羽目に…(渡部さんは服を車内に置いていたので超薄着でした)。許すまじ真下さん。
2月10日
二日目は、メンバー全員で野麦峠スキー場に行きました。
スキー場に向かう際中に、ちょっとしたことがあったのです。道を走っている途中に、排水溝に片輪がはまってしまって動けない車がありました。どうやら、雪道で車を滑らしてしまったようで…。向こうの家族はお手上げ状態だったのですが、これを見逃せないのが青学山岳部。中西さんが所有する自慢のジムニーと牽引ロープ使って、これを解決してしまったのです!!見事に溝から抜け出すことの出来た家族は、大変感謝していました。そんな彼らに山岳部一同はこう言いました、
「当たり前のことをしたまでですよ…。」(キメ顔)
そんなことがあった中、肝心のスキーの方は何事もなく落ち着いていました。唯一、楠本くんが、別の人とスキー板をはき違えてしまうというバカなことをしてしまったのはここだけの話です…。
2月11日
楽しかったスキーも、今日でサヨナラ。東京に帰らねばなりません。そんな悲しみにふける僕たちを励ましてくれた(ような気がした)のは、一匹のカモシカでした。ヒュッテから帰る際に、可愛い一匹のカモシカがいたのです。そのカモシカは、「また長野に戻っておいで」と言わんばかりのつぶらな瞳をしていました。分かったよ、カモシカ君。また来るからね!